RIE UOZUMI Official Blog 魚住 りえ

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週刊東洋経済 2021年10月2日号

  「週刊東洋経済 2021年10月2日号」に掲載いただきました。 「声までよくなる 話し...

日経トレンディ 2021年5月号

「日経トレンディ 2021年5月号」で、オンライン時代の最強の声・話し方についてお話させていただきま...

「声が小さい」という悩みについて。

アナウンスメントというものに携わってから、はや26年。フリーになり、独立してからもナレーションの仕事には、ずっとご縁があります。日本テレビ「嵐にしやがれ」(毎週土曜日夜10時~)も、そのレギュラーのひとつ。先日も録音に行って参りました。

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さて、数多いるナレーターの方々と比べていつも思うのは、私は「声が小さい」という事です。もともと男性が多いこの業界。身体の大きさ(私は身長が149センチしかありません(笑))、肺活量等を考えたら、それはかなうものではありません。では、どのようにして「声の小さい」ことをカバーしているのか。それは、声を「響かせている」のです。共鳴させる、とも表現します。身体のあらゆる部分に、声をあてて響かせるのです。すると、小さい声でも遠くまで聞こえる「響く声」になります。いい声だなあ~と思わせることができます。身体は楽器と同じ。いくら大きな音が出ても、皆は聞き惚れる「良い音」を生み出さなくては、続けて聞いてはくれません。これはカラオケなどで歌うときも同じです。声が小さいことがお悩みの方は、たくさんいらっしゃると思います。私自身もそうです。でも、だからこそ、響きのある良い声を作るコツを生み出すことができたのです。コンプレックスのおかげですね!